ナポレオン京都まで

近年ネットを中心によく登場するようになった『ミニマリスト』と呼ばれる人々がいます。
ミニマリストの定義を大まかに説明すると、自分自身に最低限必要なものに囲まれて生活を営んでいる人のことで本人が不要と感じるものなら例えそれが他人から見て生活必需品でも手放す（ミニマリストの方は捨てる、ではなく手放すと表現することが多い）ことで生活のストレスを減らそうというものです。
実際、ミニマリストと呼ばれる人々の生活を覗き見ると各々自分の生活基準で幸せそうにしています。
働き方を変えた人、家にあった不要なものを処分して視覚から入るストレスが激減した人、はたまた人付き合いを改めて本当に親しい友人に囲まれて生活している人など他人の基準に惑わされることなく人生を謳歌しています。
ミニマリストとは、究極の個人主義者だと思います。故に人生を豊かに楽しんで生きている、と私は感じます。
選び抜いた必需品しか持たないから、物を大切にするし一品一品にお金をかけられる。けれど散財はないから貯蓄へと回せる。
大切な人とだけ付き合いをもつから、上辺付き合いの疲弊もない。
部屋も物が少ないからどこかにしまい込んでいるものを探す、という時間のロスもない。
この何かとストレス過多の現代社会にミニマリストはぴったりだと私は思います。

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